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Chapter3 忘れられた世界 Bergmann Water Tunnels(バーグマン水路トンネル) ロビン!もし、また鍵をなくしてしまった時は、FB12を開けて、A2、B1、C3をオンにする必要があります。-エリック レバーを使用した後、コントロールをリセットする必要があります。ロビン!修理してください! 水路トンネル内のマップ 休憩室 ハートマンの音声テープ パイプ室 室内のパイプをすべて閉じたら、水センサーを切ることができます。 ※水センサーを切ることでドアを開けることができるようになります。 エリックのメモ 水路の中央にある小屋 ロビン!もう屋根に登るな! オフィス ハートマンからクラインマンに宛てた手紙 通路 1980年2月25日 スタルバーグタイムズ 天井が崩壊するエリア FLOOD GATES(水門)のA1ボタンを押すと天井の崩落が始まります。 【脱出の手順】 + ... 水門 A1 A2(B1 B2)緊急解放フラッドドアアラーム制御パネルにアクセスするには、すべての水門が開いている必要があります。アラームが鳴った場合、この非常用オーバーライドを使用して、手動で水門A1(B1)およびA2(B2)を開くことができます。 全ての水門を開いた後、しばらくするとフラッドドアアラーム制御パネルの格子が開くので、パスワード0451を入力します。パスワードはパネルの右下に書かれています。 入力が完了したら、制御装置の右側にあるB3フラッドドアが開くので、急いで部屋の中に入ってください。 B2ドア ルーカスのメモ 「ここに入ってはいけない」と言われているトンネルへ続くドア。 B2ドアのカギ、その先のドアのキーパッドの電源、パスコードの3つで厳重に施錠されていますが、すべて揃えればトンネルへ進むことができます。 ※パスコードを入れてドアを開くと秘密の実績を獲得できますが、元の部屋には戻れなくなるので注意してください。また、次のパインフェル水処理場のマップは省略されます。 【B2ドアを開けるには】 + ... 鍵 C3ドアの横にある板の影に落ちている缶の下 ヒューズ 保管庫(休憩室の隣の部屋)の棚の上 パスワード 4027(オフィスにあるカレンダー12/3の書き込みから) B2ドアは、天井崩壊の際に逃げ込むB3フラッドドアの先にあります。 ①鍵を入手します。 ②ヒューズを持って天井が崩壊するエリアのB3フラッドドア前まで運びます。 ③天井崩壊後、通常の手順でB3フラッドドアを開き、ヒューズを持って中に入ります。 ④部屋の中にあるB2ドアを開け、資材の影になっている部屋の角にヒューズを放り込みます。(キーパッドからコードが繋がっているあたりです)この先、引き返すことが出来なくなるため、この時点でセーブしておくことをおすすめします。 ⑤キーパッドの電源が入ったら、パスワード4027を入力します。 ⑥ドアを開けると実績を獲得します。この時点で元の場所には戻れなくなります。 秘密の実績 + ... ◆???【獲得方法】 ??? ??? Pine Fell Water Plant(パインフェル水処理施設) ※画像クリック(タップ)で拡大 コントロールルーム(制御室) パイプの異常を訴えるメモ プール室 まずパイプを閉じ、次にポンプを閉じる赤いライン = A1 と A2青いライン = A3 と A4それと、フラッシングパイプ(コンピューター上の水色の線)を開くのを忘れないでください。 2016年8月8日 スタルバーグタイムズ 水が汚染されていることを口止めする文書 パイプ室 パイプ室のメモ 地下1階 パイプ入口水が流れていないときのみ開くことができます 【先に進む方法は?】 ①階段で地下のトンネルへ降りる + ... トンネルへ続く階段の鍵を回収し、崩れた階段を飛び越えて地下に下ります。 エリックのメモ ②パイプの中を通ってトンネルへ降りる + ... 水の流れを止め、パイプ入口から先へ進み地下へ下ります。 Mushroom Cave(キノコ洞窟) パインフェル水処理場の丘の側面に隠された小さな洞窟 地下の神 スタルバーグの伝説についてのメモ ≪R06≫水処理システムの正常化 ★ミスペナルティの対象 + ... ≪Mis07≫水処理システムの正常化の作業中、塩素消毒をしていない ≪Mis08≫不必要に火災報知機を鳴らす ≪Mis09≫水流を止めて地下の「パイプ入口」から先へ進む(鍵を取得後、水流を止めて階段からトンネルへ降りた場合も対象になる?) ◆前よりは良い【修理の手順】 パインフェル水処理場の問題を解決し、操業を中断せず地下に戻ってください。 Better than BeforeFix the problems at the Pine Fell Water Plant and get back underground without disrupting the operation. Bergmann Water Tunnels cont.(バーグマン水路トンネル 続き) エリックからロビンへの手紙 密造酒製造業者のメモ Sauna Hideout(サウナの隠れ家) いかだのルートマップ モーニングウッド社元オーナーのメモ 秘密の実績 + ... ◆キンキンに冷えたOsmo Olutビールをお楽しみください【獲得方法】 Osmo Olutの効果を実感してください。 Enjoy Ice Cold Osmo OlutExperience the effect of Osmo Olut. Bergmann Power Plant(バーグマン発電所) メンテナンスログとJKのメモ エリックの怪我についてのメモ キノコに関するメモ フラッドドア コントロールパネル 注意:発電機がオンになっている場合にのみ使用できます。 MAIN(メイン) システム:オン 警告(2) SETTINGS(設定) + ... フラッドドア設定(赤のボタン) + ... ライトを赤に変更(赤のボタン)* ライトを緑に変更(緑のボタン) システム(緑のボタン) + ... エラー 301 WARNINGS(警告) + ... フラッドドア(赤のボタン) + ... フラッドドア:A1, A3, B4 フラッドドアをリセット(赤のボタン) アラーム:オフ(緑のButton) + ... エラー 204 TURN OFF(電源を切る) + ... エラー 102 ※現在選択している設定に*印がついています。 地下の発電室 ハートマンの音声テープ 【先へ進むには?】 ①フラッドドア コントロールパネルから施設内の扉を開錠して進む + ... 発電機を起動させ、フラッドドア コントロールパネルでA3ドアを解錠する。 【アラームが鳴ってしまったら?】 + ... ※画像クリック(タップ)で拡大 アラームを解除して、再度発電機を起動させます。 + 解除コード: 解除コード:3459 【フラッドドア コントロールパネルの設定は?】 + ... ①A3フラッドドアを通行可能にする 「WARNINGS(警告)」→赤いボタンを押す(フラッドドアの設定に進む)→緑のボタンを押す(ドアの設定をリセットしてA3ドアを通行可能にする) ②その他一部のフラッドドアを通行可能にする 「SETTINGS(設定)」→赤いボタンを押す(フラッドドアの設定に進む)→緑のボタンを押す(施設内の赤ランプが点灯しているフラッドドアを緑ランプに変更する) 動画(3 15~):How2Fix Bergmann Hydroelectric Powerplant | INFRA(Mr. Magnetix) ②フラッドドア コントロールパネルを使わない + ... A3フラッドドアの横にあるフェンスの扉を開けて、水路沿いの足場を渡っていく。 このルートで進むと、いくつかの破損の写真が撮影できなくなります。 ≪R07≫発電機の起動 ★ミスペナルティの対象★ + ... ≪Mis10≫発電機G2を起動させる Unfinished Bergmann Tunnel(未完成のバーグマントンネル) 建設中のトンネル工事現場 クラインマンのメモ 1979年5月26日 スタルバーグタイムズ トンネル工事の問題を訴えた文書 浸水した廊下 最大4つのヒューズで、C5ドア、ストレージ、オフィス、爆薬庫を開けることができます。 ヒューズの内3つは通路上に、1つはストレージにあります。 ◆解体主義者 バーグマン水路トンネルで自分だけのトンネルを作ろう。 DemolitionistMake your own tunnel in the Bergmann water tunnels. ◆忘れられた世界 Chapter3「忘れられた世界」を完了する。 Forgotten WorldComplete the chapter "Forgotten World". 【次】Chapter4 Heavy Industry of the Past⇒
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HopeはDivination Cardの一種 交換可能アイテム 入手方法 関連リンク Hope 必要枚数 5枚 Prismatic RingCorrupted The others succumbed to madness and depravity, but Lori fought on. Alone in the darkness, she could still see the dull light of hope s distant dawn. 交換可能アイテム 変換先 Lori s Lantern Thief s Torment 入手方法 このカードがドロップするエリア Beach Map • Dungeon Map • Graveyard Map • Lookout Map カード等のドロップ以外の入手方法 アイテム 必要数 備考 The Gambler 5 Stacked Deck 1 関連リンク 英wiki https //pathofexile.gamepedia.com/Hope Divination Card
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第三章「The Departure」 (執筆:日替わりゼリー) それは地平線の向こうへ沈んでゆく太陽とは対照的に、空高く飛び出していった。すなわち、キョクゲンダーと手動販売機改めメイヴを乗せたシャトルミサイルである。 シャトルミサイルはある一点目がけて一直線に飛んでゆく。慌てて飛び出したので、それがどこなのかはゲンダーにもメイヴにもわからなかった。 「どうするのダー、おまえ!もし海にでも落ちたら大変ダ!オレは泳げない…というか水に沈むのダ!!」 『それは私も同じことです。それからメイヴと呼んでほしいと申し上げたばかりだと思うのですが…』 「すまない、ちょっと取り乱したようダ。しかし、なんとかどこへ向かっているのかわからないのか?本当に海に落ちるようだったら、対策を考えないといけない」 『それはもうやっています。発射の際にシャトルのシステムへのハッキングは完了していますので、あとは座標設定にアクセスするだけです。』 メイヴの遠隔モニタのひとつに、青い画面を背景にたくさんの数字が流れては消えていた。 「0,0,0,1,0,1,1,0,0,1,0,0,1,1,1…。さっぱりわからん。うまくいってるのか?」 『正直に申しますと苦戦しています。シャトルが発射されると目的地に向かって真っ直ぐに向かいますが、途中で目的地が変更されると重大なエラーが発生するため、それを防ぐために座標設定情報へのアクセスがブロックされているようです』 「それで、できるのか?」 『最善は尽くします。ブロック突破完了までの予想時間は残り1339207秒です』 「秒じゃわからない」 『約15.5日です』 「全然間に合わないのダァー!!」 そうしている間にもシャトルミサイルは目的地へどんどん近付いていく。高度を上げつつ進んでいたシャトルが水平になった。 陽は水平線に飲み込まれ空は闇に包まれた。今宵は朔の日、新月だ。シャトルを照らすものは何もない。ゲンダーたちの行く先を照らすものもない。 「海に落ちたらどうしよう、海に落ちたら…。このままでは博士からの遺言が守れないのダ…。いや、まだ死んでなかった」 『ゲンダー。アクセスに成功するまでは心配するの無駄な行為なので推奨しません。何か別のことを考えるのが得策でしょう。私を、ヘイヴを信じてください』 「そ、そうダな…。別のことか…」 ゲンダーはヘイヴのことを考えていた。 博士…。博士はオレを作ってくれた。だからオレは博士に出会えた。博士と過ごした毎日はとても楽しかった。オレは駄作だったけど博士はオレをとても大切にしてくれた。 でも博士は言ってた。私の研究は文明に貢献してきた、それが今日崩壊をはじめた、と。 博士の前では博士を心配させないように明るく振る舞ったつもりダ。しかし、一体何が起こったのかは最後まで教えてくれなかった。そういえば博士は研究が狙われているとも言っていた。 博士…。何があったのダ。どうして話してくれなかったのダ。 オレが駄作だから話してくれなかったのか。いや、博士に限ってそれはない。きっと何かわけがあるに違いない…。 「機械都市マキナ…。そこに行けばわかるのか?」 『ゲンダー、シャトルが下降を始めました。このままではアクセスが間に合う確率は0.2%です』 言われなくても、初めから間に合わないことはわかってる。 「メイヴ、座標はもういいから、このシャトルに他に何か使える機能はないのか?」 『操縦は一切できませんが、着地の衝撃に備えてパラシュートが装備されています』 「博士の遺言…じゃなかった、博士との約束、オレは絶対に守ってみせる!!」 ゲンダーは決意した。博士は自分を信じて、この大仕事を任せてくれたのだ。だからゲンダー自身も博士を最後まで信じよう、と。 「メイヴ!前方の様子を映し出せるか?できるだけ広い範囲がいい。それから地図も出してほしい」 『合点承知です』 操縦席の前方に大きな遠隔モニタが表示された。 すごい勢いで雲が流れてゆく。眼下にはどこまでも海が広がっている。まるで直に外の様子をみているかのようである。いつの間にか夜は明けて、正面には日の出が見えた。 「太陽…。東に向かっているのか」 メイヴが出してくれた別のモニタに映っている地図と前方の様子を見比べる。 「博士の研究所は…癒の國だからこのへんかな。それが東だから…、地図からはみ出すぞ!どこへ行くんダ!?」 『ゲンダー。地図の左右の端は互いにつながっています』 「そうだったのか!研究所にあった地図を眺めていつも不思議に思ってたんダ」 癒の國から東へ向かうと、その先には大樹の大陸がある。大樹の大陸の北部には鳥の翼のような形の半島があるが、機械都市マキナはその半島のやや南側にあった。 「よかった。ちゃんと機械都市のほうへ進んでるぞ。あとは着地が近付いたらパラシュートを開くだけダ!」 『了解しました。合図をいただければいつでもパラシュート展開できます』 「わかった。そのときは頼んだぞ」 遠くに島が見えてきた。あれが大樹の大陸のはずだ。目印の大樹は……あった。 その大陸のちょうど中心部から巨大な大樹が天に向かって延びていた。天辺は雲を突き抜けてさらに上にあるらしく、モニタからはほとんど幹の部分しか見えない。 大樹にはこれまた巨大な蔦が絡まっている。蔦は雲を突き抜けていなかったが、大樹の幹の見える部分ではほとんど上まで巻き付いている。もしもあれがもう少し成長したなら、あれを登って雲の上まで行けるのかもしれない。 シャトルは大樹の大陸にどんどん近付いている。もちろん大樹もどんどんシャトルに近づいてくる。 「あれ…?このまま行くと大樹にぶつかるんじゃ…」 『大樹にぶつかる確率を計算します………………完了しました。大樹にぶつかる確率は100%です』 「それって計算する必要あったのか!?それよりなんとかならないのか!」 『確率が100%である以上、この結果は変わりません』 「そ、そうだ!パラシュートを開けば風の影響で向きが変わるかもしれない。メイヴ、パラシュートを…」 そのときだった。シャトルを激しい震動が襲った。衝撃でまわりの機器から火花が飛び散る。 シャトルはメイヴの計算したとおり、大樹に激突したのである。そして大樹に弾かれたシャトルは落下を始めた。 二度目の衝撃。シャトルは地面に激突したようだ。その反動でゲンダーはシャトルから投げ出された。あまりの衝撃にシートベルトも耐えられなかったようだ。 投げ出され草原を転がるゲンダー。危うく岩にぶつかるところだったが、たまたまそこにいた山どんこにぶつかってなんとか無事に止まった。山どんこは全く動じない。 「あ、危ないところだった。よくわからないイキモノにぶつかったおかげで助かったようダ。お礼を言っておこう。ありがとさんダー!」 山どんこはそこに座ったまま身動き一つしない。 「へんなやつダ。まあいいか。…そうだ、メイヴは!?」 ゲンダーは慌ててメイヴの姿を探した。博士に頼まれたのはメイヴを正しく扱える者を捜すこと。メイヴがいなくなってしまえば目的は失敗したも同然だ。 ゲンダーは墜落したシャトルの下へ戻った。シャトルは真っ二つに折れ、先端は地面に突き刺さり、もう半分は地面に叩きつけられて大破していた。 ゲンダーが無事だったのは先端がうまく地面に突き刺さったことで多少なり衝撃を逃がすことができたからだろう。 ゲンダーは必死にメイヴを呼びながら大破したシャトルの破片をどけていくが、メイヴらしきものは一向に見つからない。 「メイヴ!メイヴ!?うそだろ…、まだ始まったばかりなのに。博士との約束を守るって誓ったばかりなのに…。メイヴがいなくなってしまったら…これからどうすればいいんダー…」 『…私を、ヘイヴを信じてくださいと言いましたよね?』 突然ゲンダーの目の前にモニタが浮かび上がった。メイヴの遠隔モニタだ。 「メイヴ!!よかった、無事だったんダ!」 しかし辺りを見回してもメイヴの姿はどこにも見えない。 「メイヴ、どこにいるんダ?」 メイヴを探して地面に突き刺さったシャトルの周りをぐるぐるまわっていると、頭上から何やら音が聞こえてきた。プロペラが回っている音…? 見上げるとメイヴが空から降りてきた。頭にはタケコp…プロペラのようなものがついている。 『ゲンダーが心配なので仕方なく天国から舞い戻ってきました』 メイヴが着陸するとそのプロペラは格納されて、いつも通りのメイヴの頭に戻った。 『こんなこともあろうかと、私には滞空システムが備えられているのです』 メイヴはシャトルが大樹に激突した際に、その衝撃で破損した隙間から空中に投げ出されてしまったのだという。 それは博士が作ったのかと尋ねると、どうやらそれよりも前から備わっていたらしい。 「そういえばメイヴには記憶はあるのか?オレは博士に作ってもらったことをしっかり覚えてる。メイヴは誰に作られたとか覚えていないのか?」 『消去されていないならばおそらく私のメモリーの中にその情報はあります。しかし、ノイズがひどいためヘイヴに出会う以前の情報を読み取ることができません』 「そうなのか…、それなら仕方ない。とにかく大樹の大陸には着いたんダ。機械都市を目指そう」 メイヴに地図を出してもらい、危うく正反対に進みそうになるところを注意されながらも、ゲンダーたちは機械都市マキナを目指して出発した。 地図によると、ここはフィーティンという国のはずれのようだ。大樹の向こう側に回り込んで北東に向かえばそのうち機械都市に着くことだろう。 地図で見た限りではちょっと遠い。何か速く移動できる方法があればいいのだが…。 しかし考えていても仕方がないので、とりあえずゲンダーたちは出発することにした。 二人(?)の旅はまだまだ始まったばかりである。 Chapter3 END メタディア外伝 chapter3.5(外伝) メタディア外伝 chapter4
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さよならギャラクシー ミッション一覧 ミッション名 ミッション内容 報酬 その他 インキュベーション 牧場コビッツの卵を1回孵化させる だいじなもの「コビッツ図鑑」獲得リボーンマシンプレミアムタイプ販売開始 エネルギーを溜めろ! コビッツエネルギーを1600SMW溜める 「宇宙生物モモンガーメモ」獲得コビッツイオンエンジンi型x1 エネルギーを溜めろ!攻略 チュートリアルクリアで手に入る孵化促進マシンと、リボーマシンプレミアムタイプを使い、アルビノタイプの牧場コビッツを作ればすぐクリア可能 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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しばらく互いに唖然としていたが、ふと思いついた。 「もしかして、異時間同位体か?」 しかし、もう一人の俺は未だに唖然とした様子で、 「…いじかんどういたい?なんだ…そりゃ。」 とだけ答えた。どうやら違うらしい。となると…、 だっだっだっだっだっだっだ まずい。ドア開けっ放しだった。妹が上の様子がおかしいから 見に来たんだ。ええい、止むをえん! 「すまん。」 「ちょ、なっ…。」 ガラガラガラ ガシャ 「キョン君。何か一人事言ってたみたいだったけど、どうしたの?」 「いや、大した事じゃない。明日の化学の小テストの暗記をしてたけだ。」 「ふ~ん。でもドアを開けっ放しでしないほうがいいと思うよ。」 「ああ、今度から気をつける。」 「勉強がんばってね。」 バタン だっだっだっだっだっだっだ 「ふー。もういいぞ。」 俺は窓の外に放り出したやつにそう言った。 「いったい、何なんだ?」 「正直なところ俺にもよくはわからんが、それでも一応説明 したほうがいいか?」 「頼む。」 もう一人の俺はしかめっ面でそう答えた。俺ってこんな顔するんだな。 「わかったから、そんな面すんな。だだここじゃあ少し都合が悪い、 いったん外に出よう。お前が先に外に出てくれ。俺は窓から隣の 家の壁を伝って外に出る。」 「わかったよ。靴は俺がもって出ればいいんだな。」 「ああ、頼む。」 ---------------------------------------------------- 「で、何処に行くんだ?」 「そうだな、とりあえず人のいないところだ。知り合いに見られるとまずいし。 光陽園駅前公園とかどうだ。この時間なら人いないだろ。」 「わかったよ。それじゃあまた後でな。」 俺はもう一人の俺を見送りつつ、自分もまた別のルートで 光陽園駅前公園を目指した。 やっと、自分のおかれた状況だけは理解できた。 どうやら俺は異世界に来たらしい。 今まで得た情報ともう一人の俺の様子から言ってほぼ間違いないだろう。 時空平面の改変では同じ人間は二人生じないからな。 道理でチャリが無い訳だ。もう一人の俺が乗って帰ってたんだからな。 後はこの状況の打開策だが、さてどうしたものか…。 もうひ…面倒だ、俺(異)に状況を説明しても信じてもらえんかもしれんし、 信じてくれても多分俺同様ごく普通な高校生であんまり役に立たん気がする。 でも一人で悩むよりはましだよな、多分。 ---------------------------------------------------------- 「よっ。待たせたな。」 「ああ。それより説明を早く頼む。お前は何もんだ?」 そう急かすな、お前はハルヒか。 「いいか、今から俺の言うことは信じられん事だが事実だ。」 「いいから早く言え!」 ちょっ、何かキャラが違うぞ俺(異)。 「俺は異世界人だ。」 「……」 俺(異)はまたもや唖然とした表情となった。 確かにハルヒの言うとうり間抜け面だな、悔しいが。 「マジか!?」 っ、いきなり大きな声な出すな。本当にあいつみたいだな俺(異)。 「マジだ。」 「へー。異世界人か。異世界の俺もやっぱ普通なんだな。」 うるさい。しかし、信じんの早っ。 「疑わないのか?」 「ああ。お前俺そっくりだし、制服も同じ北校のやつだ。こんな偶然早々無いだろ。」 それに、そのほうが面白そうだ。」 面白いって…。どうやら俺(異)はハルヒと同レベルらしい 「正直言ってさ。今のありふれた生活に退屈してたんだ、俺。」 まあ確かに、俺だってハルヒに出会なければ少なからありふれた日常に退屈を 感じていたかもしれんが…。まさか、こんな俺が異世界に存在していたとは。 俺を非日常に巻き込んでくれたハルヒに感謝すべきだな、こりゃ。 「聞かせてくれよ、お前はどんな人生を歩んできたのか。異世界に来れる くらいだから、俺なんかよりよっぽど楽しい人生送ってるんだろ。」 俺(異)は昔話を親にせがむ子供みたいな顔で俺を見ている。 「わかった、わかった。話してやるから、そんな昔話を親にせがむ子供みたいな 顔で俺を見るな。」 「そんな顔になってたか。悪い悪い。」 やれやれ。 「人生と言っても、俺が非日常な体験をし始めたのは北校に入ってからのことで―」 ------------------------------------------------------ 「―と言ったところだ。」 あんまりのんびりしている場合でもないのだが、俺(異)が余りにも興味深そうに 聞くもんでついつい調子に乗りつつ、ハルヒの例の自己紹介を皮切りに、 宇宙人、未来人、超能力者のことやSOS団の活動等など、俺が今まで 体験してきたことをほぼ全てをダイジェストで語っていた。 「まるでマンガやアニメの話みたいだな。」 かなり長い間話していたにもかかわらず俺(異)は最初の状態から変わることも無く 興味深そうに俺の話を聞いてからそう言った。 この集中力が普段からあれば俺もこいつも、もっと成績が上がるんだろうね。 「『事実は小説よりも奇なり』ってやつだ。」 「でも楽しそうだ。」 「誰かさんのおかげでね。」 「ところでお前はなんでこの世界に来たんだ?」 「さあな。俺もそれが知りたい。気付いたらこっちの世界に来てたんだ。」 俺は肩をすくめた。おっと、これは古泉の専売特許か。 「なるほどね。」 俺(異)は何か考えているようである。俺にわからんものを俺(異)に わかるのだろうか。頭の出来は変わらんだろうが、経験の面では 俺のほうが圧倒的に上だが。 「お前がこっちに来た理由だが、ひとつ思い当たるところがある。」 「本当か。」 「ああ。かなりベタだがこんなのはどうだ。こっちの世界に困っている 人がいるとする。その人が助けを求めてお前をこっちの世界に呼んだ。 って案だ。RPGとかではお約束だが今の状況とお前の話をふまえると まんざら外れでもなさそうだろ。」 確かにベタだが、ありえそうではある。第一向こうの世界に俺を この世界に飛ばす必要のあるやつはいない。 ハルヒや長門は当然だし、天蓋領域や情報統合思念体の急進派にしても 雪山や朝倉のときのように自分たちで作った空間に俺を送ればいい。 この事からも俺はこっちに送られたんじゃなく招かれたと判断していいだろう。 俺が事件の核心に思いを馳せていると、さっきもモノローグしたが、 俺の携帯が着信音を発し,た。 着信 涼宮ハルヒ なんでこっちのハルヒが俺に電話を? 「もしもs…」 「東中のグランドに来て。いますぐ。」 プチッ ツー ツー ツー ツー おいおい、それだけか! まあ、あいつらしいと言えばあいつらしいが…。 しかし俺とあいつは会ったことすらなく、あいつは俺がどこのやつか 知らないはずなんだがな。まあいいか。 「電話誰からだ?えらく短かったが。」 「ハルヒからだ。」 「さっき話してた、なんだかわからんスーパーパワーの持ち主の?」 「こっちのハルヒの力の有無はしらんが、そうだ。」 「で、用件は?」 「東中に来いだとよ。」 「行くのか?」 「ああ。今の仮説だと俺をこっちに呼んだのはハルヒである 可能性が高そうだからな。」 対抗馬で長門もいるが、こっちの世界に来てから一度も関わりを 持ってないし、あいつなら俺を自分の目の前に召喚しそうな気がするから 多分違うだろうし。 「そのほうがいいだろうな。俺もその涼宮がお前を呼んだやつの 可能性が高いと思う。お前をこっちに呼びそうなのはあと 長門ってやつもだが、そっちは自分の能力を制御できてそうだから なんか違う気がする。」 「だよな。」 やはり俺(異)も同じ意見か。さすが同一人物。 「あっ、そうだ。」 「何だ?俺はさっさと東中に行かんといかん。」 「いや、携帯のアドレスとか交換しとこうと思ってな、 何かに役立つかもしれん。」 「はあ?俺とお前の携帯は同じやつなんじゃないか?」 「違うんだなこれが。ほれ。」 俺(異)が取り出した携帯は俺のとは違う会社の最新機種だった。 何かズルイな、おい! 「ついこないだ、妹に携帯を壊されて買い換えたんだ。 俺とお前の携帯が同じならさっき俺の携帯もなったはずだろ。」 確かに 「OK。さっさとやっちまおう。」 「赤外通信終了っと。」 「それじゃあ、何かあったら連絡する。」 「そうしてくれ。まあ、がんばれよ。」 「笑顔で言うな。何か腹が立つ。」 「悪い悪い。でもさ俺、今みたいな状態に一度いいからなって みたかったからさ、こう言うのもなんだが嬉しかったんだよ。 勘弁してくれ。」 特殊な生立ちを持った主人公に横から適当に助言する脇役か…、 何か懐かしいいな。 「そうかい。」 俺はわざとらしく肩をすくめてから東中に向かうべく俺(異)に背を向けた。 「元の世界、返れるといいな。」 「ああ。」 ----------------------------------------------------- さてと、東中に到着だ。 「ちっ。やっぱり校門はしまってるな。」 まあいい、あいつみたいに校門をよじ登るか。どうせ誰も見てない。 「よっこらせっと。」 どさっ 「あいつはどこだ?」 「遅かったわね。」 げっ、いつの間にいやがった。たく、びっくりさせんな。 どうやらこっちのハルヒは髪を切っておらず、曜日ごとの 髪型変化もしていないようだ。今日は金曜なのにどこもくくってないからな。 「そうかい?これでも俺はお前の電話を受けてからすぐにここに向かったんだがな。」 多少嘘のような気もするが問題ないよな。 「あっそ。」 「で?いきなりお前に変な電話をよこした俺に何のようだ?」 「ねえ、あんた。宇宙人、いると思う?」 突然のうえ俺の話を聞いちゃいない。やれやれ。 「いるんじゃねーの。」 長門や喜緑さんついでに九曜を思い浮かべた。 「じゃあ、未来人は?」 朝比奈さんとあのいけ好かない野郎が頭をよぎる。 「超能力者なら?」 「配り歩くほどいるだろうよ。」 古泉以下機関の面々と朝比奈さん誘拐犯たちを思い出す。 「異世界人は?」 「案外目の前にいるかもな。」 俺はこっちでは異世界人だし、俺からすればこっちのやつ皆異世界人だ。 「ふーん。電話の時から思ってたけど、あんた変なやつね。」 お前だけには言われたくなかったね。 「で、話は戻るがお前は何で俺をここに呼んだんだ?」 いろんな意味でな。 「そんなの、あんたに会ってみたくなったからに決まってんじゃない。」 それは返答になってないだろ。 「そんじゃあ、何で会ってみようと思ったんだ?」 ハルヒは珍しく少し考えるそぶりをみせてから答えた。 「あんたが今の退屈な日常からあたしを助けてくれるかもしれないって、 そういう気がしたから…かな。」 この時のハルヒ(異)の表情はいつぞやの踏み切りの弁論大会の時のように 無表情だった。 こいつのこんな顔をまた見ることになるとはな…。 「そうか。」 それが俺をこの世界に読んだ理由なんだろう。 「それで?俺はお前を退屈な日常から助けてくれそうか?」 俺は何をいってんだろうね。まあ、元の世界に帰るにはハルヒを 助けてやらんといかんのだろうから別にいいか。 「わかんない。だけどあんたはあたしの質問にふざけるわけでもなく、 非難するわけでもなかった。その点で他のやつとはちがうわね。」 「そうかい。」 この様子から察するに多分ハルヒ(異)が俺をこっちに呼んだのは 間違いないだろう。しかし、ハルヒ(異)に俺は何をしてやればいいんだ? 「ねえ。あんたってひょっとして異世界人?」 「だとしたらどうする?」 「だから質問に質問で返すな!」 「悪い悪い。」 わかったから、そんなに怒るなって。 「そうだ。信じられんかもしれんが俺は実は異世界人なんだ。」 「本当!?」 うわっ。急に大声を出すな、目を輝かせるな。 「本当だが…、お前疑わないのか?」 なんせあっちの世界のハルヒは俺の言ったことを全く 信用しなかったからな。 「当たり前よ。だって、そっちのほうが断然面白いじゃないの!」 ハルヒ(異)は大輪の花を咲かすような―俺が始めて見たハルヒの 百ワットの―笑顔を浮かべていた。 やっぱそっちのほうが似合うな。 「何が似合うって?」 げっ。モノローグが声に出てた。 「な、なんでもない!」 「そう、まあいいわ。それより、話聞かせてよ。」 「話って?」 「もちろん異世界の話よ!」 そうだな、話してやるか。悪いなこっちの世界の長門、古泉、 多分いないと思うけど朝比奈さん。 「いいぜ。聞かせてやるよ。」 「早く話しなさい!」 こっちの世界の住人は皆せっかちなのかね。 「そう急かすな。まず俺が北校に入学したときの話しからいくか。 そのときにあっちの世界のお前が―」 -------------------------------------------------------- 「―まあこんなところか。」 俺は俺(異)に話したように、ハルヒの例の自己紹介を皮切りに、 宇宙人、未来人、超能力者のことやSOS団の活動等など、俺が今まで 体験してきたことをほぼ全てをダイジェストでハルヒ(異)に語ってやった。 「SOS団か……。楽しそうね、すっごく。」 「おかげさまで。」 「あたしにも…」 しばらくして、口を開いたハルヒ(異)は何処かアンニュイな様子だった。 「少しの勇気があれば…、そっちの世界のあたしみたいに楽しそうな毎日 をおくれたのかな?」 「勇気?」 「また質問で返した。」 「あっ、すまん。」 「まあいいわ。あんた言ったわよね、あっちのあたしは4年前に七夕の日に 校庭に落書きをしたって。」 「ああ。」 「でもね、あたしはできなかった。」 「できなかった?しなかったじゃなくて?」 「うん。毎日がつまらないと思っても、いざ行動を起こそうとするときになると、 今の生活を壊すのが怖くて結局何もできなかった。退屈でうんざりしてたはずなのにね。」 まあ、誰でも今の生活を壊すのは怖いよな。きっとあいつもそうだったんだろう。 「なあ。本当に今の退屈な生活を変えたいか?」 「あたりまえでしょ!」 「そうか。ならお前の毎日を変えるきっかけ作りくらいは手伝ってやるよ。」 「きっかけ作りだけ!?けち臭いわね。」 たくっ、図々しいやつだな。だが…、それでこそハルヒか。 「そう言うな。俺はこっちの世界では単なるゲストなんだよ。 してやれることはせいぜいそれくらいだ。」 「ぶー。」 --------------------------------------------------- 「なにこれ?」 「見てのとうりゴムだ。髪止めるやつ。」 「それは見たらわかるわよ。」 「じゃあ聞くなよ。」 「うるさいわね。それよりゴムときっかけ作りに何の関係があるのよ。 要るものがあるとか言いながらコンビニでわざわざ買ってきたりして。」 「それはな…」 「ちょっ、何すんの!」 「わっ、暴れるな。別にやらしいことはしない。」 「本当でしょうね。」 「ああ。」 「よし。できたっと。」 「ポニー…!?」 「ああ。そうだ。」 「で?きっかけ作りは?」 ハルヒの表情が不機嫌モードにシフトしつつある。まあ、当たり前か。 「何かを変えるには、まず形から入ったほうがいいんだ。」 「どうだか。単なるあんたの趣味じゃないでしょうね。」 ギクッ、鋭い。まあ、一応それだけでもないだけどな。 「そんなことは…、無いぞ。それより形から入るついでに…」 「何よ。まだ何かあんの。」 「もっと笑ったほうがいいぞ。」 「なっ、な…何よ…それ。」 「こっちのハルヒが毎日に満足し始めたのは、あいつが笑い始めてからなんだ。」 「それって、毎日に満足してるから笑ってんじゃないの?」 「それもあるだろうな。でもな、笑うって事には人の精神状態を良くするってのは 医学的にも認められてるし、なにより笑ってるやつには人が集まる。」 「人が集まる?」 「そうだ。さっき話したが、長門や朝比奈さん古泉は最初はハルヒの監視のために SOS団にいたわけだが、いつの間にか自分の組織よりSOS団に愛着を持っちまったわけだ。」 「その原因があたしの笑顔だと?」 「まあ、それだけじゃないだろうけどな。でも古泉はお前が笑顔ど安心すると 言ったし、他の皆も似た感じだ。」 「あんたも?」 「…まあな。」 「ふーん」 何だそのにやけ面は!別に俺だけがそうだとかいってないだろ! 「とりあえず、仲間は大事だ。たいした事じゃなくてもみんなでやると、 特別な気分になる。」 「………」 今度は物憂げな表情か切り替わり早いな。 「こっちのハルヒはきっとそう思ってる。」 「あたしにも、そんな特別な仲間作れるかな?」 「大丈夫だ。多分俺はそのためにお前に呼ばれたんだ。 それに、特別かはさておいて、お前同様今の日常に退屈 してるやつには心当たりがある。」 「本当?」 「ああ。あとでそいつを呼んでやる。」 「後でってなによ。」 「そいつが来る前に俺は帰らないといけないんだ。」 「何でよ。」 「俺はあくまでお客だからな。ここから先はお前が自分でやるべきだ。」 「そう…。色々ありがと。」 「色々ってほど何かをしたわけじゃないけどな。」 「そんなことない。あんたはあたしの質問にちゃんと答えてくれた。 なやみを聞いてくれた。それに異世界の話をしてくれたし、あたしと 同じく今の日常に退屈してるやつを紹介してくれるんでしょ? 十分すぎるくらいにあんたは色々してくれた。」 「そうかい」 「そうよ!」 ---------------------------------------------------- 「よし。メール送信っと。」 送先は勿論俺(異)だ。こいつ以外のこっちの世界の知り合いは せいぜいハルヒ(異)くらいだからな。 「それで、どうすればあんたは元の世界に戻れるの?」 「多分お前が俺が元の世界に帰るように望めば戻れると思う。」 「わかった。やってみるわ。」 カッ 俺の目の前に光の渦が発生した。 「これに入れば元の世界に帰れると思うわ。」 「わかった。」 「向こうの世界のあたしによろしく言っといて。いつか会いに行くかもしれないから。」 「それは勘弁しろ。ハルヒが二人にたらますます手におえん。」 「冗談よ。第一向こうのあたしにはそういう話は厳禁なんでしょ。」 「ああ。ところでついさっき力を使わせておいてなんだが、あんまり力を使うなよ。」 「わかってるわよ。」 ハルヒ(異)は満面の笑みだった。 「じゃあな。」 俺は光の渦えと歩き出した。 ぶわっ 光の中は眩しいなやはり。 「ハルヒ…、がんばれよ。」 「言われなくてもそうするは!あんたも頑張んなさいよ! これはあたしの感だけど、 あんた―」 ---------------------------------------------------------------- どうやら元の世界に帰って来たようだ。さっきまでいたハルヒ(異)がいない。 しかし、あいつ別れ際に何てこと言いやがる。 何を言われたかって?絶対に言いたくないね。 そんなことより今何時だ?向こうの世界にいたときと時間が一緒だといいんだがな。 そんなことを考えていると俺の携帯の着信音がまた鳴り響いた。 「もしも…」 「あんた今どこにいんのよ!!」 ちょっ、声がでかい。 「どうしたんだいきなり。」 「はあ!?いきなりって何よ!何回も電話してんのあんたが電源切ってたか 圏外だっただけでしょ!」 「落ち着けって。」 俺はさっきまで異世界にいたんだから仕方が無いだろ。とは言えねえんだよな…、 ええい忌々しい。 「ふん!」 「で?どうしたんだ?」 「どうしたもこうしたも…、下校中におっきな雷が北校付近に落ちたから、 あんた運なさそうだし雷に打たれてないか確認しようと思って電話したら出ないし、 しばらくしてからあんたの家に電話しても帰ってないって言われて…」 「俺を心配してくれたのか?」 「ばっ…、何言ってんのよ。団長が団員を心配するのは当然でしょ。 ただそれだけなんだから。」 何を慌ててるんだろうね。 「心配かけて悪かったな。」 「わかればいいわよ…、わかれば。」 何故だろう。ついさっきまで異世界とはいえハルヒと話してたはずなのに、 電話越しに聞こえる声に俺は安心した。 「大体あんたは―」 ふと俺(異)とハルヒ(異)が頭によぎる。あいつらはこれからどうなるのだろう。 まあ、俺には知る由も無いことだが、…良いか悪いかはさておき、きっと今までとは 違う日常に出会っていくのだろう…。俺はそう思いたい。 頑張れよ俺(異)とハルヒ(異)。 「―ちょっと、聞いてんの!」 「ああちゃんと聞いてる。」 一応な。 異世界に行って―俺(異)やハルヒ(異)に会って―今この時がどれだけ 恵まれていたのかが少しわかった気がする。長門がいて朝比奈さんがいて 古泉がいて、鶴屋さんや谷口や国木田いて…、そしてハルヒがいる。この大切さが。 だけど…、『ひょっとすると俺は現状とは別のものも欲しいのかもしれない。』 そうも思った。それにあまり他のやつには言いたくないがハルヒ(異)のセリフもある。 「ハルヒ。」 「どうかした?キョン。」 「少し話があるんだが今から会えないか?」 「別に良いけど、何よ。電話じゃまずいことなの?」 「まずくは無いが、直接あって話したいんだ。」 「あっそう、わかったわ。でっ、あんた今どこにいるの?」 俺も一歩踏み出してみよう。あいつらみたいに。 Fin ------------------------------------------------------------------------------------ addition parallel Haruhi s story ------------------------------------------------------------------------------------ 「よし。メール送信っと。」 どうやらあたし同様に今の毎日に退屈してるやつに連絡してくれたみたい。 そいつもこいつみたいにあたしの力になってくれるといいな。 でも今はそれより他に考えることがあるわよね。 「それで、どうすればあんたは元の世界に戻れるの?」 「多分お前が俺が元の世界に帰るように望めば戻れると思う。」 こいつがそういうんならきっとそうなんだろう。 「わかった。やってみるわ。」 カッ あたしのの目の前に光の渦が発生した。 あいつを疑ってたわけじゃないけどさすがに内心驚いた。 「これに入れば元の世界に帰れると思うわ。」 多分だけど。 「わかった。」 「向こうの世界のあたしによろしく言っといて。いつか会いに行くかもしれないから。」 「それは勘弁しろ。ハルヒが二人にたらますます手におえん。」 セリフとは裏腹にこいつの顔は笑顔だった。きっと冗談だって事がわかってるのだろう。 「冗談よ。第一向こうのあたしにはそういう話は厳禁なんでしょ。」 「ああ。ところでついさっき力を使わせておいてなんだが、あんまり力を使うなよ。」 本当ね。まあ仕方がないんだけどさ。 「わかってるわよ。」 あいつの「笑ってろ」のセリフを思い出しつつ、今あたしにできる 最高の笑顔で答えてやった。 「じゃあな。」 あいつはは光の渦えと歩き出した。 ぶわっ 「ハルヒ…、がんばれよ。」 少し聞きづらかったけどあいつは間違いなくこう言っていた。はず。 ありがとう。あたし頑張るよ。 「言われなくてもそうするわ!―」 あいつに心配かけないように元気全開で言ってやる。あっ、そうだ。 お礼ついでにあたしからもあいつにアドバイスしてやろっと。 やっぱり、してもらいっぱなしはあたしの性にあわないしね! 「―あんたも頑張んなさいよ!これはあたしの感だけど、あんた 向こうのあたしのこと好きなんでしょ!だったら、さっさと気持ちを 伝えたほうがいいわよ。高校生活は短いんだからね!」 あいつのギクッとした顔が光の隙間から一瞬だけ見えた。 バ~カ。わかり易すぎよ。 次の瞬間には光は無くなって、あたしだけになった。 そういえば、あいつの名前聞かなかったな。 「まっいいでしょ。」 なんとなく呟いてみた。 「何がいいんだ?」 へっ? あたしは驚愕した。何故かって? あたしに話しかけてきたその声は…。 「えらく、驚いてるみたいだな。」 「あんた…なんでここに?帰ったんじゃ。」 間違いなくついさっき帰っていったあいつのものだった。 「言いたいことはだいたいわかるが俺とお前は、初めましてだ。涼宮。」 振り返って見たけどやっぱりあいつだった。 「いったいどういうこと?」 「お前が会ったのは異世界の俺だ。」 そうか、あいつのこっちの世界バージョンがいるのは当たり前よね。 あたしのしたことが迂闊だったわ。 「なるほど、そーいうこと。でっ、何であんたがここにいるの?」 「お前が今考えてるとうりの理由だと思うぜ。」 「異世界のあんたに呼ばれたって事ね!」 「そういうことだ。俺は―だ。よろしくな。」 「よろしく!所であんたの名前どんな字?」 「何でそんなことを?」 「質問してるのはこっち!」 全く。世界が違ってもあいつはあいつなのね、やっぱり。 「悪い悪い。最初は―。」 「へー。なんかどことなく高貴そうな字ねあんたには似合わないわ。」 「ほっとけ。」 そう言いながらあいつは溜息をついた。初対面なのにちょっと言い過ぎたかしら。 「よし決めた!あたしは今からあんたのことをキョンって呼ばしてもらうわ!」 「涼宮何で俺の間抜けなあだ名知ってる。まさかあいつに聞いたのか?」 キョンはかなり驚いてるみたいだった。 「いや、聞いてないわ。さっきあんたの字聞いたときにふと思いついたよ。 でもまさかそれがあんたのニックネームだったとわね。」 思わずあたしは笑ってしまった。 「そんなに笑うなよ。」 キョンは少し不貞腐れた顔をしてた。 「ごめん、ごめん。謝るからそんな顔しないで。ねっ。」 「わっ…、わかったよ。」 声が上擦ってるけど、どうしたのかしら? 「あっ、そうそう。多分知ってると思うけど一応自己紹介しとくわっ! あたし涼宮ハルヒ。これからよろしくキョン」 あたしはキョンに手を差し出した。 「ああ、よろしく。」 あいつはあたしの手を握った。 ふっふっふ。普通ならここで終わるけどあたしはそうは行かないわ! 「なっ。いきなり引っ張るな、歩きだすな。」 「ぐだぐだ言わない。自己紹介も終わったことだし早速探しに行くわよ!」 「さっ、探すって何を?」 「決まってるじゃない。宇宙人、未来人、超能力者、その他もろもろ。 とにかく不思議なものよ。」 「探すって…。涼宮は不思議な力があるんだろ?お前が望めば簡単に見つかるんじゃないのか?」 「そんなのつまんないわよ。いい?こういうものわね、自分たちが苦労して探して 見つけるからこそ価値があるの。簡単に見つかったら興ざめだわ。だからあたしが 望むのは『不思議なものが存在がこの世の何処かに存在すること』だけよ! それにあんまり力を使うなってあいつに言われたしね。」 「そうかい。」 キョンはあきらめたようだ。物分りがよくてよろしい。 「そうよ!」 その後、あたし達は何処へともなく走り出した。 これまでの退屈な毎日を打ち砕くように強く、強く。 true Fin
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Chapter2 トワイライト・ハウリング <=前 次=> chapter4 パラダイス・ロスト 【赤】 【青】 【黒】 【黄】 【ALL】 PRカード【赤PR】 【青PR】 【黒PR】 【黄PR】 <同時期発売スターター> スターターデッキ 煉獄ノ王 スターターデッキ 雷鳴ノ帝 【赤】 キャスター 日出づる街の子 旭 レイジ この地で生きる 蝶矢 ツバキ 夕焼けのビッグウェイブ ロブ・コナ ユニット 支援型超々ド級牛頭 オオクニヌシ 決戦型ド級牛頭 コトシロヌシ 支援型ド級大神 コノハサクヤヒメ 呪紋型超ド級牛頭 スセリヒメ 強襲型ドラゴン ツチノコ 強襲型ドラゴン ツチノコ 弐 防衛型鬼 ナマハゲ 防衛型鬼 ナマハゲ 弐 防衛型ド級ドラゴン ノヅチ 遊撃型ド級ドラゴン ミヅチ 強襲型鬼 山姥 弐 機動型鬼 雷鬼 弐 コード 神通力 迦具土 弐式 神通力 鎌鼬 神通力 金剛 神通力 水鏡 弐式 神通力 陽炎 神通力 烈風 アームズ 遊撃型A級神器 生太刀&生弓矢 呪紋型A級神器 潮盈珠&潮乾珠 呪紋型A級神器 神器 八尺瓊勾玉 【青】 キャスター ゆきだるま大作戦 コニー・シュトレン リトル・デスペラード デビッド・サンジェルマン おさんぽ研究室 マルコ・ベイカー ユニット 決戦型ド級プルート カムペー 覚醒型ミネルヴァ カントル 反攻型ド級マルス キュドイモス 汎用型ミネルヴァ サルタートル II 汎用型ビースト ステュムパリデス II 強襲型ビースト ディオメデス 強襲型ビースト ディオメデス II 支援型超ド級セレス デメテル 決戦型超々ド級プルート ハーデス 防衛型ド級プルート ペルセポネ 強襲型ビースト ミノタウロス II 呪紋型ド級ゴルゴン メデューサ コード アテナの煌めく盾 アポロンの降り注ぐ矢 アレスの猛き槍 プロメテウスの火 Version2 ハーデスの暗黒の雲 ポセイドンの怒濤 アームズ 呪紋型A級神器 冥粒 プロセルピナ 迎撃型A級神器 雷霆 ケラウノス 【黒】 キャスター おつむの集中治療室 オイゲン・アインシュペンナー 本日のご予定は クレマ・サンジェルマン 武装解除のバカンス レオナ・メリタ ユニット 決戦型ド級ナハトファルター アミィ 防衛型超ド級ケーファー ヴァラク 覚醒型鬼 オーグル 覚醒型鬼 オーグル II 呪紋型トイフェル クランプス 強襲型ホイシュレッケ ゲシュペンスト 強襲型ホイシュレッケ ゲシュペンスト II 強襲型ド級トイフェル ザガン 決戦型超ド級ホイシュレッケ サルガタナス 防衛型ホイシュレッケ シュレム 防衛型ホイシュレッケ シュレム II 遊撃型超ド級フリーゲ ビフロン 支援型ケーファー ランツェ 支援型ケーファー ランツェ II 防衛型ド級ナハトファルター リリム コード Version2 アスタロトの魂の契約 アスモデウスの眼光 バルバトスの魔弾 Version2 ベリトの闇の鎧 ベルゼブブの冥風 マルファスの鳴動 アームズ 呪紋型A級神器 冥酒 ヤルダバオート 呪紋型A級神器 魔杖 栄光の手 【黄】 キャスター ゴールデン・ホームパーティ 王塚 シダルダ 太陽の恵み クマリ・ランバクシー 快感アーユルヴェーダ 小林 マラティ ユニット 決戦型ド級ヴェーダ アイラーヴァタ 遊撃型ド級ヴァナラ ヴァーリン 呪紋型超ド級ヴェーダ ウシャス 強襲型ヴァナラ オンコット 強襲型ヴァナラ オンコット II 遊撃型ヴェーダ サヴィトリ 遊撃型ヴェーダ サヴィトリ II 支援型ド級レジェンド シータ 呪紋型超ド級ヴァナラ スグリーヴァ 防衛型ヴァナラ ターラー 防衛型ヴァナラ ターラー II 遊撃型ヴァナラ ナラ 遊撃型ヴァナラ ナラ II 迎撃型超ド級ヴァナラ ハヌマーン 潜入型アプサラス プンジカスターラー 潜入型アプサラス プンジカスターラー II 強襲型トリシューラ マハーセーナ コード Version2 アグニの浄火 アプサラスの誘惑 Version2 インドラの矢 ヴァーユの乱風 ヴィシュヌの天眼 ラクシュミの蓮の花 アームズ 呪紋型A級神器 暁紅衣 サンジュニャー 【ALL】 コード ストライキング ディスペル プロテクション レジスト アームズ PRカード 【赤PR】 ユニット 【青PR】 ユニット 支援型ド級レジェンド キルケー 【黒PR】 ユニット 潜入型超ド級ホイシュレッケ プルソン 【黄PR】 ユニット 呪紋型ド級ナーガ アパラーラ Chapter2 トワイライト・ハウリング <=前 次=> chapter4 パラダイス・ロスト ページトップに戻る
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しばらく互いに唖然としていたが、ふと思いついた。 「もしかして、異時間同位体か?」 しかし、もう一人の俺は未だに唖然とした様子で、 「…いじかんどういたい?なんだ…そりゃ。」 とだけ答えた。どうやら違うらしい。となると…、 だっだっだっだっだっだっだ まずい。ドア開けっ放しだった。妹が上の様子がおかしいから 見に来たんだ。ええい、止むをえん! 「すまん。」 「ちょ、なっ…。」 ガラガラガラ ガシャ 「キョン君。何か一人事言ってたみたいだったけど、どうしたの?」 「いや、大した事じゃない。明日の化学の小テストの暗記をしてたけだ。」 「ふ~ん。でもドアを開けっ放しでしないほうがいいと思うよ。」 「ああ、今度から気をつける。」 「勉強がんばってね。」 バタン だっだっだっだっだっだっだ 「ふー。もういいぞ。」 俺は窓の外に放り出したやつにそう言った。 「いったい、何なんだ?」 「正直なところ俺にもよくはわからんが、それでも一応説明 したほうがいいか?」 「頼む。」 もう一人の俺はしかめっ面でそう答えた。俺ってこんな顔するんだな。 「わかったから、そんな面すんな。だだここじゃあ少し都合が悪い、 いったん外に出よう。お前が先に外に出てくれ。俺は窓から隣の 家の壁を伝って外に出る。」 「わかったよ。靴は俺がもって出ればいいんだな。」 「ああ、頼む。」 ---------------------------------------------------- 「で、何処に行くんだ?」 「そうだな、とりあえず人のいないところだ。知り合いに見られるとまずいし。 光陽園駅前公園とかどうだ。この時間なら人いないだろ。」 「わかったよ。それじゃあまた後でな。」 俺はもう一人の俺を見送りつつ、自分もまた別のルートで 光陽園駅前公園を目指した。 やっと、自分のおかれた状況だけは理解できた。 どうやら俺は異世界に来たらしい。 今まで得た情報ともう一人の俺の様子から言ってほぼ間違いないだろう。 時空平面の改変では同じ人間は二人生じないからな。 道理でチャリが無い訳だ。もう一人の俺が乗って帰ってたんだからな。 後はこの状況の打開策だが、さてどうしたものか…。 もうひ…面倒だ、俺(異)に状況を説明しても信じてもらえんかもしれんし、 信じてくれても多分俺同様ごく普通な高校生であんまり役に立たん気がする。 でも一人で悩むよりはましだよな、多分。 ---------------------------------------------------------- 「よっ。待たせたな。」 「ああ。それより説明を早く頼む。お前は何もんだ?」 そう急かすな、お前はハルヒか。 「いいか、今から俺の言うことは信じられん事だが事実だ。」 「いいから早く言え!」 ちょっ、何かキャラが違うぞ俺(異)。 「俺は異世界人だ。」 「……」 俺(異)はまたもや唖然とした表情となった。 確かにハルヒの言うとうり間抜け面だな、悔しいが。 「マジか!?」 っ、いきなり大きな声な出すな。本当にあいつみたいだな俺(異)。 「マジだ。」 「へー。異世界人か。異世界の俺もやっぱ普通なんだな。」 うるさい。しかし、信じんの早っ。 「疑わないのか?」 「ああ。お前俺そっくりだし、制服も同じ北校のやつだ。こんな偶然早々無いだろ。」 それに、そのほうが面白そうだ。」 面白いって…。どうやら俺(異)はハルヒと同レベルらしい 「正直言ってさ。今のありふれた生活に退屈してたんだ、俺。」 まあ確かに、俺だってハルヒに出会なければ少なからありふれた日常に退屈を 感じていたかもしれんが…。まさか、こんな俺が異世界に存在していたとは。 俺を非日常に巻き込んでくれたハルヒに感謝すべきだな、こりゃ。 「聞かせてくれよ、お前はどんな人生を歩んできたのか。異世界に来れる くらいだから、俺なんかよりよっぽど楽しい人生送ってるんだろ。」 俺(異)は昔話を親にせがむ子供みたいな顔で俺を見ている。 「わかった、わかった。話してやるから、そんな昔話を親にせがむ子供みたいな 顔で俺を見るな。」 「そんな顔になってたか。悪い悪い。」 やれやれ。 「人生と言っても、俺が非日常な体験をし始めたのは北校に入ってからのことで―」 ------------------------------------------------------ 「―と言ったところだ。」 あんまりのんびりしている場合でもないのだが、俺(異)が余りにも興味深そうに 聞くもんでついつい調子に乗りつつ、ハルヒの例の自己紹介を皮切りに、 宇宙人、未来人、超能力者のことやSOS団の活動等など、俺が今まで 体験してきたことをほぼ全てをダイジェストで語っていた。 「まるでマンガやアニメの話みたいだな。」 かなり長い間話していたにもかかわらず俺(異)は最初の状態から変わることも無く 興味深そうに俺の話を聞いてからそう言った。 この集中力が普段からあれば俺もこいつも、もっと成績が上がるんだろうね。 「『事実は小説よりも奇なり』ってやつだ。」 「でも楽しそうだ。」 「誰かさんのおかげでね。」 「ところでお前はなんでこの世界に来たんだ?」 「さあな。俺もそれが知りたい。気付いたらこっちの世界に来てたんだ。」 俺は肩をすくめた。おっと、これは古泉の専売特許か。 「なるほどね。」 俺(異)は何か考えているようである。俺にわからんものを俺(異)に わかるのだろうか。頭の出来は変わらんだろうが、経験の面では 俺のほうが圧倒的に上だが。 「お前がこっちに来た理由だが、ひとつ思い当たるところがある。」 「本当か。」 「ああ。かなりベタだがこんなのはどうだ。こっちの世界に困っている 人がいるとする。その人が助けを求めてお前をこっちの世界に呼んだ。 って案だ。RPGとかではお約束だが今の状況とお前の話をふまえると まんざら外れでもなさそうだろ。」 確かにベタだが、ありえそうではある。第一向こうの世界に俺を この世界に飛ばす必要のあるやつはいない。 ハルヒや長門は当然だし、天蓋領域や情報統合思念体の急進派にしても 雪山や朝倉のときのように自分たちで作った空間に俺を送ればいい。 この事からも俺はこっちに送られたんじゃなく招かれたと判断していいだろう。 俺が事件の核心に思いを馳せていると、さっきもモノローグしたが、 俺の携帯が着信音を発し,た。 着信 涼宮ハルヒ なんでこっちのハルヒが俺に電話を? 「もしもs…」 「東中のグランドに来て。いますぐ。」 プチッ ツー ツー ツー ツー おいおい、それだけか! まあ、あいつらしいと言えばあいつらしいが…。 しかし俺とあいつは会ったことすらなく、あいつは俺がどこのやつか 知らないはずなんだがな。まあいいか。 「電話誰からだ?えらく短かったが。」 「ハルヒからだ。」 「さっき話してた、なんだかわからんスーパーパワーの持ち主の?」 「こっちのハルヒの力の有無はしらんが、そうだ。」 「で、用件は?」 「東中に来いだとよ。」 「行くのか?」 「ああ。今の仮説だと俺をこっちに呼んだのはハルヒである 可能性が高そうだからな。」 対抗馬で長門もいるが、こっちの世界に来てから一度も関わりを 持ってないし、あいつなら俺を自分の目の前に召喚しそうな気がするから 多分違うだろうし。 「そのほうがいいだろうな。俺もその涼宮がお前を呼んだやつの 可能性が高いと思う。お前をこっちに呼びそうなのはあと 長門ってやつもだが、そっちは自分の能力を制御できてそうだから なんか違う気がする。」 「だよな。」 やはり俺(異)も同じ意見か。さすが同一人物。 「あっ、そうだ。」 「何だ?俺はさっさと東中に行かんといかん。」 「いや、携帯のアドレスとか交換しとこうと思ってな、 何かに役立つかもしれん。」 「はあ?俺とお前の携帯は同じやつなんじゃないか?」 「違うんだなこれが。ほれ。」 俺(異)が取り出した携帯は俺のとは違う会社の最新機種だった。 何かズルイな、おい! 「ついこないだ、妹に携帯を壊されて買い換えたんだ。 俺とお前の携帯が同じならさっき俺の携帯もなったはずだろ。」 確かに 「OK。さっさとやっちまおう。」 「赤外通信終了っと。」 「それじゃあ、何かあったら連絡する。」 「そうしてくれ。まあ、がんばれよ。」 「笑顔で言うな。何か腹が立つ。」 「悪い悪い。でもさ俺、今みたいな状態に一度いいからなって みたかったからさ、こう言うのもなんだが嬉しかったんだよ。 勘弁してくれ。」 特殊な生立ちを持った主人公に横から適当に助言する脇役か…、 何か懐かしいいな。 「そうかい。」 俺はわざとらしく肩をすくめてから東中に向かうべく俺(異)に背を向けた。 「元の世界、返れるといいな。」 「ああ。」 ----------------------------------------------------- さてと、東中に到着だ。 「ちっ。やっぱり校門はしまってるな。」 まあいい、あいつみたいに校門をよじ登るか。どうせ誰も見てない。 「よっこらせっと。」 どさっ 「あいつはどこだ?」 「遅かったわね。」 げっ、いつの間にいやがった。たく、びっくりさせんな。 どうやらこっちのハルヒは髪を切っておらず、曜日ごとの 髪型変化もしていないようだ。今日は金曜なのにどこもくくってないからな。 「そうかい?これでも俺はお前の電話を受けてからすぐにここに向かったんだがな。」 多少嘘のような気もするが問題ないよな。 「あっそ。」 「で?いきなりお前に変な電話をよこした俺に何のようだ?」 「ねえ、あんた。宇宙人、いると思う?」 突然のうえ俺の話を聞いちゃいない。やれやれ。 「いるんじゃねーの。」 長門や喜緑さんついでに九曜を思い浮かべた。 「じゃあ、未来人は?」 朝比奈さんとあのいけ好かない野郎が頭をよぎる。 「超能力者なら?」 「配り歩くほどいるだろうよ。」 古泉以下機関の面々と朝比奈さん誘拐犯たちを思い出す。 「異世界人は?」 「案外目の前にいるかもな。」 俺はこっちでは異世界人だし、俺からすればこっちのやつ皆異世界人だ。 「ふーん。電話の時から思ってたけど、あんた変なやつね。」 お前だけには言われたくなかったね。 「で、話は戻るがお前は何で俺をここに呼んだんだ?」 いろんな意味でな。 「そんなの、あんたに会ってみたくなったからに決まってんじゃない。」 それは返答になってないだろ。 「そんじゃあ、何で会ってみようと思ったんだ?」 ハルヒは珍しく少し考えるそぶりをみせてから答えた。 「あんたが今の退屈な日常からあたしを助けてくれるかもしれないって、 そういう気がしたから…かな。」 この時のハルヒ(異)の表情はいつぞやの踏み切りの弁論大会の時のように 無表情だった。 こいつのこんな顔をまた見ることになるとはな…。 「そうか。」 それが俺をこの世界に読んだ理由なんだろう。 「それで?俺はお前を退屈な日常から助けてくれそうか?」 俺は何をいってんだろうね。まあ、元の世界に帰るにはハルヒを 助けてやらんといかんのだろうから別にいいか。 「わかんない。だけどあんたはあたしの質問にふざけるわけでもなく、 非難するわけでもなかった。その点で他のやつとはちがうわね。」 「そうかい。」 この様子から察するに多分ハルヒ(異)が俺をこっちに呼んだのは 間違いないだろう。しかし、ハルヒ(異)に俺は何をしてやればいいんだ? 「ねえ。あんたってひょっとして異世界人?」 「だとしたらどうする?」 「だから質問に質問で返すな!」 「悪い悪い。」 わかったから、そんなに怒るなって。 「そうだ。信じられんかもしれんが俺は実は異世界人なんだ。」 「本当!?」 うわっ。急に大声を出すな、目を輝かせるな。 「本当だが…、お前疑わないのか?」 なんせあっちの世界のハルヒは俺の言ったことを全く 信用しなかったからな。 「当たり前よ。だって、そっちのほうが断然面白いじゃないの!」 ハルヒ(異)は大輪の花を咲かすような―俺が始めて見たハルヒの 百ワットの―笑顔を浮かべていた。 やっぱそっちのほうが似合うな。 「何が似合うって?」 げっ。モノローグが声に出てた。 「な、なんでもない!」 「そう、まあいいわ。それより、話聞かせてよ。」 「話って?」 「もちろん異世界の話よ!」 そうだな、話してやるか。悪いなこっちの世界の長門、古泉、 多分いないと思うけど朝比奈さん。 「いいぜ。聞かせてやるよ。」 「早く話しなさい!」 こっちの世界の住人は皆せっかちなのかね。 「そう急かすな。まず俺が北校に入学したときの話しからいくか。 そのときにあっちの世界のお前が―」 -------------------------------------------------------- 「―まあこんなところか。」 俺は俺(異)に話したように、ハルヒの例の自己紹介を皮切りに、 宇宙人、未来人、超能力者のことやSOS団の活動等など、俺が今まで 体験してきたことをほぼ全てをダイジェストでハルヒ(異)に語ってやった。 「SOS団か……。楽しそうね、すっごく。」 「おかげさまで。」 「あたしにも…」 しばらくして、口を開いたハルヒ(異)は何処かアンニュイな様子だった。 「少しの勇気があれば…、そっちの世界のあたしみたいに楽しそうな毎日 をおくれたのかな?」 「勇気?」 「また質問で返した。」 「あっ、すまん。」 「まあいいわ。あんた言ったわよね、あっちのあたしは4年前に七夕の日に 校庭に落書きをしたって。」 「ああ。」 「でもね、あたしはできなかった。」 「できなかった?しなかったじゃなくて?」 「うん。毎日がつまらないと思っても、いざ行動を起こそうとするときになると、 今の生活を壊すのが怖くて結局何もできなかった。退屈でうんざりしてたはずなのにね。」 まあ、誰でも今の生活を壊すのは怖いよな。きっとあいつもそうだったんだろう。 「なあ。本当に今の退屈な生活を変えたいか?」 「あたりまえでしょ!」 「そうか。ならお前の毎日を変えるきっかけ作りくらいは手伝ってやるよ。」 「きっかけ作りだけ!?けち臭いわね。」 たくっ、図々しいやつだな。だが…、それでこそハルヒか。 「そう言うな。俺はこっちの世界では単なるゲストなんだよ。 してやれることはせいぜいそれくらいだ。」 「ぶー。」 --------------------------------------------------- 「なにこれ?」 「見てのとうりゴムだ。髪止めるやつ。」 「それは見たらわかるわよ。」 「じゃあ聞くなよ。」 「うるさいわね。それよりゴムときっかけ作りに何の関係があるのよ。 要るものがあるとか言いながらコンビニでわざわざ買ってきたりして。」 「それはな…」 「ちょっ、何すんの!」 「わっ、暴れるな。別にやらしいことはしない。」 「本当でしょうね。」 「ああ。」 「よし。できたっと。」 「ポニー…!?」 「ああ。そうだ。」 「で?きっかけ作りは?」 ハルヒの表情が不機嫌モードにシフトしつつある。まあ、当たり前か。 「何かを変えるには、まず形から入ったほうがいいんだ。」 「どうだか。単なるあんたの趣味じゃないでしょうね。」 ギクッ、鋭い。まあ、一応それだけでもないだけどな。 「そんなことは…、無いぞ。それより形から入るついでに…」 「何よ。まだ何かあんの。」 「もっと笑ったほうがいいぞ。」 「なっ、な…何よ…それ。」 「こっちのハルヒが毎日に満足し始めたのは、あいつが笑い始めてからなんだ。」 「それって、毎日に満足してるから笑ってんじゃないの?」 「それもあるだろうな。でもな、笑うって事には人の精神状態を良くするってのは 医学的にも認められてるし、なにより笑ってるやつには人が集まる。」 「人が集まる?」 「そうだ。さっき話したが、長門や朝比奈さん古泉は最初はハルヒの監視のために SOS団にいたわけだが、いつの間にか自分の組織よりSOS団に愛着を持っちまったわけだ。」 「その原因があたしの笑顔だと?」 「まあ、それだけじゃないだろうけどな。でも古泉はお前が笑顔ど安心すると 言ったし、他の皆も似た感じだ。」 「あんたも?」 「…まあな。」 「ふーん」 何だそのにやけ面は!別に俺だけがそうだとかいってないだろ! 「とりあえず、仲間は大事だ。たいした事じゃなくてもみんなでやると、 特別な気分になる。」 「………」 今度は物憂げな表情か切り替わり早いな。 「こっちのハルヒはきっとそう思ってる。」 「あたしにも、そんな特別な仲間作れるかな?」 「大丈夫だ。多分俺はそのためにお前に呼ばれたんだ。 それに、特別かはさておいて、お前同様今の日常に退屈 してるやつには心当たりがある。」 「本当?」 「ああ。あとでそいつを呼んでやる。」 「後でってなによ。」 「そいつが来る前に俺は帰らないといけないんだ。」 「何でよ。」 「俺はあくまでお客だからな。ここから先はお前が自分でやるべきだ。」 「そう…。色々ありがと。」 「色々ってほど何かをしたわけじゃないけどな。」 「そんなことない。あんたはあたしの質問にちゃんと答えてくれた。 なやみを聞いてくれた。それに異世界の話をしてくれたし、あたしと 同じく今の日常に退屈してるやつを紹介してくれるんでしょ? 十分すぎるくらいにあんたは色々してくれた。」 「そうかい」 「そうよ!」 ---------------------------------------------------- 「よし。メール送信っと。」 送先は勿論俺(異)だ。こいつ以外のこっちの世界の知り合いは せいぜいハルヒ(異)くらいだからな。 「それで、どうすればあんたは元の世界に戻れるの?」 「多分お前が俺が元の世界に帰るように望めば戻れると思う。」 「わかった。やってみるわ。」 カッ 俺の目の前に光の渦が発生した。 「これに入れば元の世界に帰れると思うわ。」 「わかった。」 「向こうの世界のあたしによろしく言っといて。いつか会いに行くかもしれないから。」 「それは勘弁しろ。ハルヒが二人にたらますます手におえん。」 「冗談よ。第一向こうのあたしにはそういう話は厳禁なんでしょ。」 「ああ。ところでついさっき力を使わせておいてなんだが、あんまり力を使うなよ。」 「わかってるわよ。」 ハルヒ(異)は満面の笑みだった。 「じゃあな。」 俺は光の渦えと歩き出した。 ぶわっ 光の中は眩しいなやはり。 「ハルヒ…、がんばれよ。」 「言われなくてもそうするは!あんたも頑張んなさいよ! これはあたしの感だけど、 あんた―」 ---------------------------------------------------------------- どうやら元の世界に帰って来たようだ。さっきまでいたハルヒ(異)がいない。 しかし、あいつ別れ際に何てこと言いやがる。 何を言われたかって?絶対に言いたくないね。 そんなことより今何時だ?向こうの世界にいたときと時間が一緒だといいんだがな。 そんなことを考えていると俺の携帯の着信音がまた鳴り響いた。 「もしも…」 「あんた今どこにいんのよ!!」 ちょっ、声がでかい。 「どうしたんだいきなり。」 「はあ!?いきなりって何よ!何回も電話してんのあんたが電源切ってたか 圏外だっただけでしょ!」 「落ち着けって。」 俺はさっきまで異世界にいたんだから仕方が無いだろ。とは言えねえんだよな…、 ええい忌々しい。 「ふん!」 「で?どうしたんだ?」 「どうしたもこうしたも…、下校中におっきな雷が北校付近に落ちたから、 あんた運なさそうだし雷に打たれてないか確認しようと思って電話したら出ないし、 しばらくしてからあんたの家に電話しても帰ってないって言われて…」 「俺を心配してくれたのか?」 「ばっ…、何言ってんのよ。団長が団員を心配するのは当然でしょ。 ただそれだけなんだから。」 何を慌ててるんだろうね。 「心配かけて悪かったな。」 「わかればいいわよ…、わかれば。」 何故だろう。ついさっきまで異世界とはいえハルヒと話してたはずなのに、 電話越しに聞こえる声に俺は安心した。 「大体あんたは―」 ふと俺(異)とハルヒ(異)が頭によぎる。あいつらはこれからどうなるのだろう。 まあ、俺には知る由も無いことだが、…良いか悪いかはさておき、きっと今までとは 違う日常に出会っていくのだろう…。俺はそう思いたい。 頑張れよ俺(異)とハルヒ(異)。 「―ちょっと、聞いてんの!」 「ああちゃんと聞いてる。」 一応な。 異世界に行って―俺(異)やハルヒ(異)に会って―今この時がどれだけ 恵まれていたのかが少しわかった気がする。長門がいて朝比奈さんがいて 古泉がいて、鶴屋さんや谷口や国木田いて…、そしてハルヒがいる。この大切さが。 だけど…、『ひょっとすると俺は現状とは別のものも欲しいのかもしれない。』 そうも思った。それにあまり他のやつには言いたくないがハルヒ(異)のセリフもある。 「ハルヒ。」 「どうかした?キョン。」 「少し話があるんだが今から会えないか?」 「別に良いけど、何よ。電話じゃまずいことなの?」 「まずくは無いが、直接あって話したいんだ。」 「あっそう、わかったわ。でっ、あんた今どこにいるの?」 俺も一歩踏み出してみよう。あいつらみたいに。 Fin ------------------------------------------------------------------------------------ addition parallel Haruhi s story ------------------------------------------------------------------------------------ 「よし。メール送信っと。」 どうやらあたし同様に今の毎日に退屈してるやつに連絡してくれたみたい。 そいつもこいつみたいにあたしの力になってくれるといいな。 でも今はそれより他に考えることがあるわよね。 「それで、どうすればあんたは元の世界に戻れるの?」 「多分お前が俺が元の世界に帰るように望めば戻れると思う。」 こいつがそういうんならきっとそうなんだろう。 「わかった。やってみるわ。」 カッ あたしのの目の前に光の渦が発生した。 あいつを疑ってたわけじゃないけどさすがに内心驚いた。 「これに入れば元の世界に帰れると思うわ。」 多分だけど。 「わかった。」 「向こうの世界のあたしによろしく言っといて。いつか会いに行くかもしれないから。」 「それは勘弁しろ。ハルヒが二人にたらますます手におえん。」 セリフとは裏腹にこいつの顔は笑顔だった。きっと冗談だって事がわかってるのだろう。 「冗談よ。第一向こうのあたしにはそういう話は厳禁なんでしょ。」 「ああ。ところでついさっき力を使わせておいてなんだが、あんまり力を使うなよ。」 本当ね。まあ仕方がないんだけどさ。 「わかってるわよ。」 あいつの「笑ってろ」のセリフを思い出しつつ、今あたしにできる 最高の笑顔で答えてやった。 「じゃあな。」 あいつはは光の渦えと歩き出した。 ぶわっ 「ハルヒ…、がんばれよ。」 少し聞きづらかったけどあいつは間違いなくこう言っていた。はず。 ありがとう。あたし頑張るよ。 「言われなくてもそうするわ!―」 あいつに心配かけないように元気全開で言ってやる。あっ、そうだ。 お礼ついでにあたしからもあいつにアドバイスしてやろっと。 やっぱり、してもらいっぱなしはあたしの性にあわないしね! 「―あんたも頑張んなさいよ!これはあたしの感だけど、あんた 向こうのあたしのこと好きなんでしょ!だったら、さっさと気持ちを 伝えたほうがいいわよ。高校生活は短いんだからね!」 あいつのギクッとした顔が光の隙間から一瞬だけ見えた。 バ~カ。わかり易すぎよ。 次の瞬間には光は無くなって、あたしだけになった。 そういえば、あいつの名前聞かなかったな。 「まっいいでしょ。」 なんとなく呟いてみた。 「何がいいんだ?」 へっ? あたしは驚愕した。何故かって? あたしに話しかけてきたその声は…。 「えらく、驚いてるみたいだな。」 「あんた…なんでここに?帰ったんじゃ。」 間違いなくついさっき帰っていったあいつのものだった。 「言いたいことはだいたいわかるが俺とお前は、初めましてだ。涼宮。」 振り返って見たけどやっぱりあいつだった。 「いったいどういうこと?」 「お前が会ったのは異世界の俺だ。」 そうか、あいつのこっちの世界バージョンがいるのは当たり前よね。 あたしのしたことが迂闊だったわ。 「なるほど、そーいうこと。でっ、何であんたがここにいるの?」 「お前が今考えてるとうりの理由だと思うぜ。」 「異世界のあんたに呼ばれたって事ね!」 「そういうことだ。俺は―だ。よろしくな。」 「よろしく!所であんたの名前どんな字?」 「何でそんなことを?」 「質問してるのはこっち!」 全く。世界が違ってもあいつはあいつなのね、やっぱり。 「悪い悪い。最初は―。」 「へー。なんかどことなく高貴そうな字ねあんたには似合わないわ。」 「ほっとけ。」 そう言いながらあいつは溜息をついた。初対面なのにちょっと言い過ぎたかしら。 「よし決めた!あたしは今からあんたのことをキョンって呼ばしてもらうわ!」 「涼宮何で俺の間抜けなあだ名知ってる。まさかあいつに聞いたのか?」 キョンはかなり驚いてるみたいだった。 「いや、聞いてないわ。さっきあんたの字聞いたときにふと思いついたよ。 でもまさかそれがあんたのニックネームだったとわね。」 思わずあたしは笑ってしまった。 「そんなに笑うなよ。」 キョンは少し不貞腐れた顔をしてた。 「ごめん、ごめん。謝るからそんな顔しないで。ねっ。」 「わっ…、わかったよ。」 声が上擦ってるけど、どうしたのかしら? 「あっ、そうそう。多分知ってると思うけど一応自己紹介しとくわっ! あたし涼宮ハルヒ。これからよろしくキョン」 あたしはキョンに手を差し出した。 「ああ、よろしく。」 あいつはあたしの手を握った。 ふっふっふ。普通ならここで終わるけどあたしはそうは行かないわ! 「なっ。いきなり引っ張るな、歩きだすな。」 「ぐだぐだ言わない。自己紹介も終わったことだし早速探しに行くわよ!」 「さっ、探すって何を?」 「決まってるじゃない。宇宙人、未来人、超能力者、その他もろもろ。 とにかく不思議なものよ。」 「探すって…。涼宮は不思議な力があるんだろ?お前が望めば簡単に見つかるんじゃないのか?」 「そんなのつまんないわよ。いい?こういうものわね、自分たちが苦労して探して 見つけるからこそ価値があるの。簡単に見つかったら興ざめだわ。だからあたしが 望むのは『不思議なものが存在がこの世の何処かに存在すること』だけよ! それにあんまり力を使うなってあいつに言われたしね。」 「そうかい。」 キョンはあきらめたようだ。物分りがよくてよろしい。 「そうよ!」 その後、あたし達は何処へともなく走り出した。 これまでの退屈な毎日を打ち砕くように強く、強く。 true Fin
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Chapter2 ゴブリンの攻撃 ≪ 前 | 次 ≫ Chapter4 新たなる希望 種族の復讐 ストーリー&攻略 Jormungandrを倒した後、ウィザードたちはHalodin Coastへと向かった。 そこではビーストマンによる襲撃の噂が広まり開拓民は逃げ出していた。 Havindrに火薬を供給しているDunderhead村へと立ち寄り、荷馬車で一緒に送ってもらえないか模索する。 1マップ目 Beast Raiderはジャンプでいきなり近づいてくるので注意 まとめて飛んできたときはShiftでの範囲魔法が有効 shift+×5で崖から落とすのもあり ちなみにBeast Raiderを5体を5秒以内ににオーバーキル(粉々に砕ける)すると実績解除 2マップ目:飛行船 落ちたら死亡なので爆弾注意 敵をすべて倒す必要はない にを混ぜて巻き込むのが有効 3マップ目 Exotic Bladeが欲しければ殺して奪う Druid戦はTree Spiritsは無視してDruidを倒す Tree Spiritsはで回復してに弱い Druidは雨を降らせてくるのでを使うと感電する +センタークリックでオーラをはっておくと良い 4マップ目 雑魚襲撃ポイントはやはりドルイドがうざい 入手スペル Thunder Bolt:3マップ目ドルイド戦 入手アイテム 武器Skyward Spear:雑魚所持 Mace of Molten Core:雑魚所持 Blade of Surt:1マップ目風車 Exotic Blade:3マップ目石碑近くの男所持 Mace of the Earth:ボス戦中の雑魚所持 M60:家を燃やされずにBOSSを撃破 杖Staff of Life:1マップ目の畑 Gnarled Staff:ドルイド所持 出現する敵 Beast Raider Beast Raider Alpha Goblin Rogue Goblin Ranger Beast Brute Goblin Bomber Beast Brute Alpha Druid Tree Spirits ボス Jotunn - Chieftain of the TribesHP8000 家を燃やされずにクリアしたいならなるべく敵の出現地域付近でさっさと倒す Exotic Bladeなどがあれば岩アーマー張って殴り合いするだけで楽勝 炎系魔法を使うと家を燃やしてしまうので注意 Chapter2 ゴブリンの攻撃 ≪ 前 | 次 ≫ Chapter4 新たなる希望 コメント 名前 コメント
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CHAPTER 「」 鍵消費 ★クリア条件 報酬 第1節 ダイヤ×20 -1(ノーマル) -2(ノーマル) -3(ノーマル) -4(ノーマル) -5(ノーマル) -6(ノーマル) -7(ノーマル) -8(ノーマル) -9(ノーマル) -10(ノーマル) 第節 ダイヤ×20 チャプターネスト ★ボーナスクリア報酬 ★10個クリア × ★20個クリア × ★30個クリア ダイヤ×100